共生の人間学
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IKUNO多文化・ふらっと
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ソトのガクエン共同企画
【3/19】「フィールド哲学入門:なぜ哲学者はフィールドに出るのか?」
◇開催概要
私たちは、今、いたるところに格差や分断が生まれ、生きづらさが加速する時代に生きています。
なぜ、誰もが共生できる社会の実現が困難なのか、どのようにすれば、誰もが違いを認め合える社会を作ることができるのか。こうした問題意識のもと、大阪大学大学院人間科学研究科/共生学系・共生の人間学、特定非営利活動法人IKUNO・多文化ふらっと、オンラインの哲学講座ソトのガクエンが共同し、学問と地域と社会をつなぐ可能性を考えるプロジェクトが立ち上がりました。
「哲学」を再起動させる
私たちは何者なのか、他者とは誰なのか、社会とは何なのかを根本から追求してきた学問、それが哲学です。私たちは哲学にこそ、共生社会を実現させる力があると考えています。紀元前6世紀のギリシャに誕生し、今日まで引き継がれてきた哲学の可能性を信じながらも、しかし、従来の哲学における人間中心主義的な考え方や、アカデミズムや専門分野に凝り固まった「哲学のための哲学」ではなく、私たちが生きているただなかにおいて「哲学」を再起動させることが必要であると私たちは考えます。
近年、これまでのような抽象的な思索に固執するのではなく、様々な実際の現場(フィールド)へと赴き、観察や経験を通して、そこに生きる人、動物、物と相互に関係しあい、対話を重ねながら、新たな知を生み出す「フィールド哲学」(une philosophie de terrain)という試みが誕生しています。
今回は「フィールド哲学入門」として、株式会社メタの企業内哲学者として研究・調査を行う佐々木晃也さんを講師にお迎えし、フィールド哲学とは何なのか、フィールド哲学の歴史、その具体的な事例や課題について学ぶ公開レクチャーを実施することになりました。
フィールド哲学については、Podcast「哲学する哲学対話」#3「オルタナティブな「生き方としての哲学」でもお話ししていますので、ぜひお聞きください。
◇こんな方におすすめです。
新たな実践的な哲学について関心をもつ方
学問、地域、社会(企業)をつなぐ事業開発に携わる方
◇講演
「フィールド哲学入門:なぜ哲学者はフィールドへ出るのか?」
開催日:2025年3月19日(水)13時〜15時
※セミナー終了後、編集した動画を一定期間ご覧いただけます。
場所:オンライン
参加料:1,500円
視聴方法:YouTubeにてLive配信。配信終了後、一定期間動画をご覧いただけます。
◇登壇者
佐々木晃也(大阪大学人間科学研究科/株式会社メタ)
1989年 北海道生まれ。学部時代に「生きている限り偶然の出会いが避けられない」という事実に愕然とし、対話の発生条件の研究を始める。23歳のときにドゥルーズを通してスピノザに出会ったのち、社会人をしながら独学を続け、現在に至る。大学院での研究テーマは、ドゥルージァン解釈を背景としたスピノザの人間学的研究。また並行して「企業内哲学」の動向に関する調査研究をおこなっている。
◇ご注意
レクチャーはIKUNO・多文化ふらっと事務室(いくのパーク内)で実施しますが、チケット販売はオンライン配信のみです。
YouTubeにて同時配信を行います。開始時刻になりましたら、事前にお知らせいたしますURLよりご視聴ください。なお、レクチャー終了後、編集した動画を一定期間ご利用いただけます。
主催:大阪大学大学院人間科学研究科/共生学系・共生の人間学、特定非営利活動法人IKUNO・多文化フラット、オンラインの哲学講座ソトのガクエン
協力:株式会社メタ